海士町役場 里山里海循環特命担当

里山里海循環特命担当

島の課題解決を目指し、持続可能な島を実現する

日々多彩な営みを与えてくれる美しい山と海。その価値を守り、次世代に繋ぎ、持続可能な島をどうすれば実現できるのか。海士町における資源循環、環境問題、エネルギー、林業、住宅など多岐にわたる業務を担っています。現場に飛び出して、現実の課題と向き合いながら里山里海の循環を推進しています。

ごみをごみにしないプロジェクト(資源循環)

山に放置されている間伐材は使えるにもかかわらず、現在は「ごみ」として扱われています。貴重な地域資源を再生可能エネルギーとして活用するなど「ごみをごみにしない」工夫が必要です。現在、海士町役場ではこの間伐材に対して「炭化装置」を導入し、クレジットとして販売する方向で進めています。現場も含め、このプロジェクトを担当者として推進してくれる人を募集します。(もちろん違う形での提案も歓迎します)

よりよい住環境をつくるプロジェクト(住宅)

環境負荷の少ない住宅での暮らしは、島では貴重なエネルギーの節約や健康で豊かな生活につながります。より効率的で魅力的な「これからの町にあるとうれしい町営住宅」の計画を進めています。より少ないエネルギーで快適な生活が送れるよう、自然エネルギーを利用するパッシブデザインを取り入れながら、高気密高断熱な住宅の整備に取り組んでいます。そのほか既存住宅の断熱ワークショップやリノベワークショップなどの、町民参加型のイベント企画・運営を通して、今あるものを活かしながら、脱炭素につながり、よりよい住環境をつくることを目指すプロジェクトを行っています。

自分たちから出るごみのリアルに迫るプロジェクト(ごみ)

海士町の清掃センターでは、ごみの収集・運搬、分別・保管、焼却・再生処理、最終処分など、入口から出口までを一手に担っています。自分たちが出すごみがどのように処理されているのか、離島でリサイクル率を上げる難しさはどこにあるのかなど、実際にごみ収集車に乗ったり、粗大ごみ解体を経験しながら、「島のリアル」を町民にも島外にも発信していくプロジェクトです。

また、ごみの適正な分別を促進したり、処理の行方を明らかにしていくことで、島内での環境負荷を下げる機運を高めていく極めて重要なプロジェクトです。閉ざされた島だからこそ見えてくるおもしろさにぜひチャレンジしてください。

メッセージ

積極的に地域に飛び出し、人に出会い、色んな人の話を聞いてみてください。現場には自分の想いを前に進めるためのヒントがたくさんあります。そして「これから」の海士町に何が必要かを一緒に考えていきましょう。

関連ワード

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