海士町役場 地産地商課

地産地商課

海士町の農業・畜産を支える

地産地商課は、一般的な「地産地消」という言葉 に敢えて「商」の字を使い、海士町の地場産品を販売して島内経済を循環させ、島外にも積極的に売り込んでいくことをミッションとしています。

一緒に取り組みたいこと

本氣米リブランディング

海士町では、地域のブランド米「本氣米」を2016年から育てています。本氣米の土づくりの特徴としては、海士町の特産品である「隠岐牛」の堆肥と、「いわがき春香」の牡蠣殻を土に混ぜています。本土には同等以上の米が沢山あるため、「お腹を膨らませる」米としての価値では厳しく、新たな価値を吹き込むリブランディングプロジェクトに取り組んでいます。

高齢化や米需要の低下などにより、海士町でも米作りは苦境に立たされています。未来の海士町の米農家さんが米で生計を立てられるように、高付加価値の本氣米を育てていくことが、海士町の米作りと田園風景を守ることに繋がっていきます。町内外の販路を拡大するべく、「本氣の挑戦者を応援する応援米」としてブランディング戦略を打ち立て、ターゲット選定から見直し、試行錯誤しています。

町内外の賛同者と協働しながら取り組むため、人との繋がりが広がっていくことも魅力の一つです。
業務における独自な点としては、島だからこそ生産者と消費者との距離が近く、地域の課題を解決する上で、「動きながら考える」ハードルが低いことにあります。生産者や消費者にヒアリングをして仕事をすることもあるため、現場とデスクを縦横無尽に往復しながら働ける、自由度が高いプロジェクトになっています。

本氣米の販売・PRイベント企画

※10月生限定

10月から本氣米の収穫が始まり、収穫後は町内で本氣米の即売会を開催する予定です。海士町の14集落を回って、地域の方々向けに本氣米を販売します。どのように販売したら、ご購入して頂けるのか、試行錯誤しながら販売をやってみたい方に、ぜひ力をお借りしたいです。

また、本氣米は12月のお歳暮での売上が中心となるため、即売会に合わせて、お歳暮企画作りを担っていただける方も募集しています。11月中旬には海士町産業文化祭という、大規模な町内のイベントが開催されます。本氣米をモチーフに、海士町内に「挑戦」と「応援」が溢れる、皆が見たり、やっていたりして面白いと思えるようなPRイベントをしたいと思っています。

その企画を0から立ち上げ、町を盛り上げてみたい方に、ぜひ参画してもらえたら嬉しいです。

10月から12月は、お米の収穫から販売まで、最も1年でピークとなる期間です。その後の1月の受験生応援キャンペーンに向けての企画も同時に進めていきたいと思っています。

プロジェクトメンバー皆で考え、動き、時に振り出しに戻りながらも企画を進めていく、プロジェクトマネジメントの経験を積むことができます。

島留学生ファーム

地産地商課の島留学生・体験生で畑を運営しています。育てた野菜を町内の給食センターに卸し、商品を開発して町内の直売所「しゃん山」で販売して行きたいと思っています。海士町の観光客向けに島の思い出になるような商品を開発したり、地域の方々からご指導をもらいながら皆で畑を作っていたりと、多種多様な人と関わりながらプロジェクトを進めています。

農業に興味がある方や、「自分の商品を作りたい!」という方は、ぜひ私たちと一緒に畑を作り上げていきませんか?

生産者現場支援

人手不足問題を解消するべく、海士町で一次産業に取り組んでいる方々の現場支援に取り組んでいます。畜産・果樹・野菜・米・しいたけなど種類は様々で、ご自身の興味のある現場に出向くことができます。種まきや収穫のお手伝いや草むしり。農家さんの仕事のリアルを体験することができます。

季節ごとに旬が異なるので、海士町の四季を感じることもできます。生産者さんから呼ばれてスポット的に入ることもあれば、数ヵ月単位で支援に入ることもあるなど、海士町の農家さんと交流したい、島の農業を知りたいという方におすすめです。収穫シーズンの時は、他の事業所の方と一緒に収穫作業をすることもあり、雰囲気も賑やかです。

生産者の方と一緒に汗を流しながら、島の農業を支える仲間になりませんか?

しゃん山での接客・販売

※島留学生が対象

島の直売所「しゃん山」で、接客・販売の業務に携わることができます。「しゃん山」とは、海士町の方言で「自分の畑」という意味で、海士町産の旬の野菜や果物が集まる場所です。ただ販売する接客とは異なり、島ならではの、世間話をお客様と交わしながら接客することもあります。

お客様との交流から島の野菜の旬の時期を知ったり、野菜を卸しに来てくださる生産者との関わりも多いです。「しゃん山」は、海士町内の地産地商を支える要となる存在であり、海士町の農業を流通面で知ることができます。生産者やお客様と直に触れ合いながら、島の農業を支える仕事に関わってみたいという方、ぜひご一緒にやってみませんか?

メッセージ

農家さんのお手伝いは力仕事が多く、結構大変ですが、苦労してやりきったあとの達成感は計り知れません!地元の年配の方と話せる機会が多く、なかなか聞けない話を聞くことができるのは、この課の魅力だと思います。

関連ワード

#農業 #地産地消 #一次産業 #畜産 #地域と関わる #ブランディング #マーケティング #課題解決

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