空き家×農業プロジェクト

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空き家×農業プロジェクト

都市と地方の食を支えるプロジェクトに参加しませんか?

プロジェクト概要

今回の活動の舞台となる海士町は、人口減少・少子高齢化・財政難という地方の過疎地域が危機とする課題に20年近く前から直面し、島の生き残りをかけた様々な挑戦を行政と町民が一体となって取り組んできました。

その功績もあり、今では危機的な状況からは脱しましたが、時代の変化に適合した新たなまちづくりのカタチが求められています。 全国的に人口減少が急速に進む中、移住や定住を前提とせず、3ヶ月や1年の一定期間の滞在者(滞在人口)を増やし、全国の若者が人生で一度は訪れたくなるまちづくりを目指した「大人の島留学」という制度を設けました。 大人の島留学が始まってから多くの若者と地元の島民がふれあい、町に活気が出てきたことは大きな前進ですが、依然として島内の一次産業を中心とした後継者や担い手不足は深刻と言えます。とりわけ農業は従事者のほとんどが60歳以上です。

一方で、20代を中心とした大人の島留学の参画者は、農業への関心度が高く、農業をしてみたいという声は多く聞かれます。 島の課題と若者の期待をうまくマッチングさせ、島の農業に新しい風を吹き込めるよう新規プロジェクトを構想しました。

このプロジェクトの目指す先にあるのは、移住や定住が当たり前であった農業スタイルから、ある一定期間島にいる人たち(滞在人口)によって地域の農業が維持され進化していく、新時代の持続可能な農業スタイルへの変革です。 海士町は、古くより湧き水の豊富な水資源があり、海に囲まれた小さな島でありながら農業が盛んな町です。

このプロジェクトでは、

①地元農家さんに学びながら、島の一生産者として仕事を行い、島の地産地商に寄与できる活動

②主に都市部に多く住む島のファンに向けて農産品を届ける、サブスクサービスの仕組みづくり

の2つを目指して、チャレンジします。

農業の次なる担い手が必要です
ぶどう園を継承しています

プロジェクトでやりたいこと

①島内に向けた産直サービスの立ち上げと、そのための作物の生産活動 農家の担い手不足解消のために、プロジェクト参画者自らが生産者となります。

また、ただ生産活動をするだけではなく、島内の消費者に向けた安心安全な作物を届けるための産直サービスを立ち上げます。消費者の声を聞き、誰にどんなものを届けられるとサービスとして成立するのか、サービス立ち上げに関わりながらプロジェクト推進ができます。

<活動例>

  • ・有機農法による米の栽培
  • ・多種多様な野菜などの園芸栽培
  • ・ぶどうを中心とした果樹栽培
  • ・地元商店や飲食店への販売
  • ・島の食文化を承継する活動

②島外にいる島のファンへ向けた島食のサブスクプラットフォームの立ち上げ これまでの島の挑戦事例により島の取り組みを応援したい、継続的に関わり続けたい島のファンの方が多くいます。

また大人の島留学の卒業生など、多種多様な関係人口の方々が存在します。 その方々と島を食を通じてつながり続けられる仕組みづくりを、島食のサブスクサービスとして展開できるよう事業の立ち上げを行います。プロジェクト内で生産された作物のみならず、島内生産者の方の作物をお届けできるような基盤づくりを構想しています。

<活動例>

  • ・米などの定期購入サービス実施とそれに関する生産者との調整
  • ・島のファンに向けた島食の情報発信
  • ・都内アンテナショップでの島食イベントの実施

新たに始まったプロジェクトです。試行錯誤を繰り返しながら、未来の島のカタチをつくっていきます。

地元の商店に納品しています
土づくりから仕事はスタートします

こんなあなたをお待ちしています

《必須》  

  • ・まず手と足を動かす、小さなアクションをたくさん起こせる方
  • ・島の暮らしと仕事を体験する中で、島の人を知り、島の暮らし
  • ・仕事を考え、学び・成長を得るために主体的に動くことができる方  
  • ・承前啓後の精神のもと、仲間や地域の方と協働することできる方  
  • ・20〜29歳程度の方  
  • ・心身ともに健康な方

〈歓迎〉  

  • ・まわりの人を巻き込みながら前向きに挑戦し、島での仕事や暮らしを充実させることができる方  
  • ・意欲や共感力が高い方(または身につけたい人)  
  • ・多様な人の意見を受け止めることができるバランス感の高い方(または身につけたい人)

地元の方と仕事をしたり、都市部で働く人と仕事をしたりと、さまざまなステークホルダーがいるからこそ、田舎センスと都会センスの両方が大切になります。目の前で起こる現実と、目指したい理想とのギャップに目を向け、できることを着実に、そして地道な関係性づくりから活動を進めることで、ここでしか得られない学びが生まれると信じています。

あなたがこれまで学んできたことや身につけた力だけでなく、島で得た新しい学びも活かしながら、あなたらしい手触り感のある挑戦をしてもらいたいと思っています。

「空き家×農業プロジェクト」の様子はnoteから

https://note.com/open_bison8770/m/m740a2165db24