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2021.08.27

大人の島留学日記#160 「しゃーら」

みなさんご機嫌よう、ソラモトでございます。

 

今回はお盆にあった地区の行事についてです。

 

その行事は、お世話になっている知々井地区でありました、「しゃーら船」のお見送りです。

 

懇意にして頂いている地区の方から見に来てみたらと誘っていただいて、見学に行きました。

 

いや、「しゃーら船」ってなんじゃい?と思いますよね、私も思いました。
そのときも特に説明もなかったので、疑問を持ったままとりあえず知々井へ行ってみました。

到着して車から降りると、地区のスピーカーからノイズの入ったお祭りチックな音楽が流れていて、いつもと違う変な感じ、、、。

人だかりのできている港へ行ってみると人だかりが!

30人ほどに囲まれた港の海上には、ボートに繋がれた小さな船がありました。

 

「極楽丸」と少々いかつめの名前の書かれたこれがどうやら「しゃーら船」のようです。

地区の方の手には小さなヤカンがあり、その小舟にお水をチョロチョロかけています。

数分後、、、特に合図もなく船が出発。

 

地区の方々が手を合わせる中、堤防の向こうへしゃーら船は消えていきます、、、。

 

そのまま皆さんそれぞれに挨拶を交わして三々五々に帰って行かれました。

正直謎だらけでよく分からないお祭りだったので、少しお話を伺ってみると、
船にお水をかけていたのは「お墓にお水をかけるのと同じような感じ」で、
「海士町では知々井だけがこのお祭りをしている」
ということがわかりました。

 

どうやら「しゃーら船」は、ご先祖への思いを込めて船を見送るもので、毎年お盆の時期に知々井地区のみでやられているようです。

さらにネットで「しゃーら船」と調べてみると、西ノ島では盛大に行われている行事だと知りました!

 

 

西ノ島町の夏の風物詩、先祖の霊を精霊(シャーラ)船に乗せ、海へ送る。
毎年8月16日に行われる伝統の送り盆行事だ。

木や竹の骨組みにアシやわらが巻き付けられた船は、全長10メートルに及ぶものもある。
マストには、家々が供えていた盆旗(ぼんばた)と呼ばれる無数の色紙を飾りつける。

島に暮らす人々、郷里に帰ってきている人々それぞれが船の進む青い海を見つめながら、先祖への思いを込めて手を合わせる。

 

ここで新たに分かったことは、「しゃーら」というのは「精霊」だということです。

と、そんな話をしていると、行事にも一緒に行っていたシェアメイトのI君が、「俺の地元でも似たようなことしていたよ」と教えてくれました。
彼の地元では「お精霊船」と書いて、「おしょろ船」と呼ばれ、お盆の時期に紙でできた帆の張られた船を流すそうです。

 

ここで驚きなのが彼の地元は愛媛県!
ほぼ同じ字をかく、同じような行事が全然違う地区にあるなんておもしろいですね、、、。

あと「おしょろ」といえばお盆に飾られるこれですよね!おしょろ様!

 

いわれてみれば語感も、
「お精霊」で「おしょろ」、、、おせいれい、おせょれー、おしょれ、おしょろ、、、?
「精霊」で「しゃーら」、、、せいれい、せぇれー、しぇーれ、しゃーら、、、⁉︎

 

おもしろい!キリがないのでこれくらいにしときますが、他にも似たような全国の事例など、まだまだ書ききれないくらい新しいことを勉強できました。

 

地区の行事を見れたことも嬉しかったのに加えて、日本の文化について新たに知れるきっかけにもなった素晴らしい行事でした!

 

あと別な話にはなりますが、最近思ったことなので書かせていただきます。
甚大な被害を出した台風の10日後に、50年に一度の大雨、そしてコロナの影響と大変なことが続いていますね。
自然災害時や被害の対象、コロナの対応、、、と、関係者の方々いつもありがとうございます。

昨年まで暮らした場所でも対応されている方々にありがたいとは思っていましたが、対処をしている人の顔は数人しか浮かぶことはありませんでした。
こうやって小さい町に住んでみると全然違う感覚になるものです。本当に心配もするし、ありがたいと感じます。
私も誰かの役に立っていると信じて日々頑張ります!

 

長くなりましたが最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
楽しんで読んでいただけた方とは美味しいお酒が飲めそうです、、、。

また次回も楽しみにしてくださいね!
予報では明日は晴れるらしいです!
ソラモトでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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